45歳男性。全く用意をしていなかった後悔の家族葬。

初めまして、45歳男性です。

これをご覧の皆さんは大変な日々を過ごされているのでしょうか。
まだお葬式の会場など準備されていない方は、いざと言う時の為に少しでも早目にお考えになる事をお勧めします。
自分は亡くなった当日に急いでしまった大馬鹿者です。

さてその経緯をお話しします。
父が亡くなった時、家族葬をしました。
早いものでもう3年が経ちましたが、ご参考になればと幸いです。

その頃、祖母、父と同時期に脳梗塞で倒れ大変な日々を送っておりました。
特別養護老人ホームに二人共入って貰ったので、自宅介護されている方から見れば随分と楽で贅沢を言っていると思われるでしょう。

しかし母も元々身体が弱く、精神的にも疲れてしまい自分が何とかせねば、とプレッシャーのかかる日々でした。

父の方が症状が酷く、半身不随、会話は出来ない状態でした。
体調が悪くなると主治医の先生から呼び出しをされ、処置をするに当たってのリスクの了承をしたり、洗濯物を回収しては持って行き…
そんな状況で、夜勤中も気が抜けず疲れは溜まっていきました。

その日その日をこなすのに精一杯で、最悪の事態は頭の片隅にはあったものの、事前に葬式の会場など先延ばしにしていました。

まだ生きて頑張っているのに、葬式の用意なんて不謹慎な気もしていました。

しかしその日はやってきました。
夜勤中に留守番電話が入っておりまして、亡くなった事を知り、急いで病院に駆けつけてました。

寝ている間に喉を詰まらせたそうです。
お気に入りのスーツに着替えてされてくれていて、看護士さんの優しさに感謝です。
亡くなった父を見て呆然としました。
傍のよく喋る母も、いつもに増してずっと話していて、精神状態が危ぶまれる状況でした。

遠くにいる兄にも連絡したり、30分程したところで病室に看護士さんが来られ、お葬式の話になり焦りました。

遺体を横にネットで急いで調べましたが、そんな状態の自分に決められる訳がありません。
母も呆然と父の襟元を直したりしています。

結局は看護士さんに近場の式場を教えてもらいました。

「家族葬は安いのか?」

母が不安そうに聞いてきたので、家族葬にしました。

葬儀屋さんとあれは要る、これは省くなどの話しをしましたが、費用は100万くらいかかりました。

古いマンションを利用した会場で、騙されたかと思いましたが、何とか終えました。

父方の古くからの付き合いのお坊さんに聞くと、
「新聞のチラシに入っている所は大丈夫」
だそうです。

会社の上司なども場所や時間を聞いて来たのですが、母が疲労していることもあり、お気持ちだけ受け取りました。

そんな風な式場でしたが、母はほっとしたようで、どんな所でも気持ちなんだな、と思いました。

しかし、事前に調べて納得のいく場所を押さえていればもっと良い式になったのかも、と思うと心残りは拭えません。

簡単でしたが、皆さん、こんな自分の二の舞は踏まない様に気持ちの許すペースで事前にご用意をお勧めします。